2017年11月23日木曜日

2017年度 幹部交代式

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の蜂屋啓介です。
119日に行われました2017年度幹部交代式についてご報告させて頂きます。

本年度の幹部交代式は2年前と同じ「ひのや」で行われました。1年生として新幹部を見上げていた当時を思い出し、より一層感慨深いものがございました。

早速ですが、第59代幹部のご紹介をさせて頂きます。

【主将】                     蜂屋啓介(法法3)
【主務】                     平光真子(商3)
【副将・渉外】            宮﨑康輔(文3)
【三田会幹事】            岡本真理子(経3)
【統制・会計】            西村涼(理3)
【医務・会計監査】      正田真暉(経3)
【副務】                     山口菜々子(法法2)

以上の新体制で、1年間部を率いて参ります。
何卒宜しくお願い致します。

式においては例年同様、新幹部が1人ずつご挨拶をさせて頂きました。
新幹部唯一の2年生である山口に始まり、それぞれが抱える幹部としての決意を語っていきました。
日頃はのほほんとした者が多い59期ですが、発せられる一言一言はみな信念溢れる堂々としたものであり、同期ながら非常に頼もしく感じました。

そんな中トリを任された私。ビシッときめてやろうと考えておりましたが、スピーチとなるとつい色々喋ってしまうのが私の悪癖です。目の前に並んでいく料理に早く手をつけたかったであろう現役部員には、この場を借りてお詫び申し上げます。
長々喋って席に戻ると、先生方、諸先輩方から「蜂屋らしいスピーチだった」とお褒めに預かりながらも「笑いがあればもっとよかった」「最後の一言がいらなかった」と様々なご指摘を頂きました。主将らしいスピーチへの道は長そうです。競技とともに1年間精進いたします。

そんな未熟な私ですが、夏合宿で新幹部が発表されてからというもの、幹部として、そして主将として求められるものは何かということを考えて参りました。
我々の代の主座運営方針は「全員で全員の目標達成」です。これには「全員が力を出し合って、各個人の目標を達成する」「部全体としての目標を、一丸となって達成する」という2つの意味を込めました。
このような個人を見ても、部全体として見ても強い組織を作るために、主将として最も大事なことは何か。私なりに考えた結果、それは「部員から信頼される存在であること」だと思います。部のトップとして立つことになる私が「こいつの言うことなら間違いない」と思われるような人間であることが、全員が全力で取り組む組織を作る上では欠かせないのではないかと思います。

ではそうした信頼は何によって裏付けられるのか、それは日々の行動の積み重ねに尽きると考えます。
日々の練習、また日常の些細なところで、慶應の少林寺拳法部の部員としての自覚と誇りを持った、妥協のない姿を見せ続けていくことが、主将としての信頼を築いていく。特に1学年下から見上げてきた田中前主将の姿を思い返し、そう思います。
主将という大役を任された以上は、諸先輩方が繋いできた我が部の伝統に傷をつけぬよう、今まで以上に自覚ある行動を心がけ、部員に信頼される存在になれるよう努力して参ります。

さてここまで私の思う主将像を述べて参りましたが、組織を纏めるということは決して1人では出来ません。
まだまだ未熟なところが多い新幹部ではございますが、1年後にさらに強い組織となった我が部を60期へと繋げるよう、59期一同全力を注いでいく所存です。
幹部交代して早々、全日本学生大会、そして早慶戦という2つの大舞台をむかえます。まずは目前に迫ったこれらにおいて満足のいく結果を出せるよう、我々が先頭に立って努力を重ねて参ります。

と、結局スピーチだけでなく、文字に起こしても長々と話をしてしまいました。
信頼の置かれ、話の簡潔な主将を目指して参ります。

最後になりましたが、幹部交代式にご出席頂きました大石部長、麻田監督、岡田先輩をはじめとするOBOGの諸先輩方に深く御礼申し上げます。
今後とも新幹部、そして少林寺拳法部を何卒よろしくお願い致します。

以上、幹部交代式についてご報告させて頂きました。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3  蜂屋啓介

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