2018年12月11日火曜日

第47回塾長杯・体育会理事杯争奪蝮谷クロスカントリー大会


失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の東修司です。

128日に行われました第47回塾長杯・体育会理事杯争奪蝮谷クロスカントリー大会についてご報告いたします。少林寺拳法部からは2年生と1年生が参加させて頂きました。



澄み切った冬の青空の下、100名を超える規模の様々な部の體育會の学生が日吉の陸上競技場に集まりました。体育会の行事といっても堅い雰囲気ではなく、開会式や準備体操から体育会本部の先輩方を中心に和やかな雰囲気の中でスタートしました。



レースは、競走部を中心とした全力で走っている者からオフシーズン中の手頃な運動といった具合の者、コスプレをして走る者まで人それぞれであったように感じました。私自身は同期とともに楽しみながら走り、順位自体も全体の真ん中あたりでフィニッシュすることができました。



少林寺拳法部からは上位入賞者や特別賞受賞者は出ませんでしたが、体育会本部に所属していらっしゃる川上先輩を中心に盛り上がることができたと感じております。中でも、1年の諸江は競走部も多く参加している中で、全体6位になったということで、同期として誇らしく思っております。



今後も體育會の一員としての自覚を持ち活動していこうと思っております。

以上で報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 東 修司

2018年12月6日木曜日

第53回 少林寺拳法早慶定期戦

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の森上雄大です。

122日に早稲田大学にて開催されました第53回早慶定期戦についてご報告致します。


結果は以下の通りです。
【新人戦】
   慶應  早稲田
先鋒:高橋  2-0 鬼頭
次鋒:多田  0-0 芝田
多田、怪我により中断
中堅:千田 2−1 首藤
副将:小松 2−2 井上
大将:     2−0 笠井

結果、3-0。よって慶應義塾大学の勝利。

【本戦出場者】
   慶應    早稲田
先鋒:佐藤(太) 3-2 安部 
次鋒:入江 1−1 大橋
中堅:楠田 0−5 山口
三将:五十嵐0-2 中村
副将:田崎 0−2 居作
大将:森上 2-1 刈屋

結果、2-3。よって早稲田大学の勝利。
本戦の部の勝利によって、本年度は早稲田大学の優勝。


新人戦の部について。
本年は1試合も落とさずに快勝することが出来ました。例年通り有段者が多い早稲田大学に対して本当によく頑張ってくれました。
早慶戦という大舞台で、張り裂けんばかりの大歓声の中で緊張するどころか、練習以上の力を発揮するその姿を本当に頼もしく感じました。
真面目で、素直で、練習熱心で、でも仕事はできないそんな愛すべき一年生たちの今後の活躍が非常に楽しみです。


本戦の部について。
本年は例年の5人制から三将を追加した6人制で行いました。

以下本戦を振り返って参ります。
先鋒の3年佐藤は今回のメンバーの中で唯一、昨年の早慶戦にも出場している選手です。昨年は同じく先鋒として出場し、先制したもののラスト4秒で追いつかれてしまい非常に悔しい思いをしたと語っておりました。今年は最後の1秒まで見事な試合運びで、大事な初戦を勝利で飾ってくれました。

次鋒の2年入江は大学始めでありながら、有段者の3年生を抑えての出場になります。長い手足と空手で培った機敏なステップで相手を翻弄します。対する早稲田も2年生の出場で、昨年の新人戦大将戦で戦った大橋拳士です。カウンターで先制を許すもすぐさま中段蹴りで取り返し、引き分けとなりました。

中堅は例年通り女子戦となっております。次鋒に続き有段者の3年生を抑えて2年楠田が出場しました。対戦相手も次鋒と同じく、昨年の新人戦中堅女子戦で対決した早稲田2年山口拳士です。今回はかなり楠田の動きを研究されており、惜しくも敗北という結果に終わりました。しかし最後まで諦めずに果敢に立ち向かうその姿に、本戦メンバー一同心から励まされました。

三将は我が部のムードメーカー3年五十嵐です。京都に遠距離恋愛中の彼女がいます。
対する早稲田3年中村拳士は180㎝を超える大柄な選手でありますが、五十嵐は攻め気を忘れません。結果としては惜しくも敗れてしまいましたが、普段はふざけてばかりの五十嵐の涙は我々の闘志を大いに引き立てました。

副将は本年度我が部の副将を務めるエース3年田﨑です。田﨑とは塾高少林寺拳法部から共に汗を流した仲であり、もう6年の付き合いになります。最も信頼できる同期の1人であり、本当に頼りにしています。
この副将戦が始まる前の戦績が121分けであり、我が部としては後がない状況でした。最低でも引き分けないと勝ちの望みが絶たれてしまう、そして対戦相手は早稲田のエース3年居作拳士。最大級のプレッシャーがかかった試合でした。
会場中が息を飲む接戦でしたが、結果としては敗北という形で試合終了を迎えました。しかし本当に、最後の1秒まで必死に相手を追いかける田﨑の姿は本当に格好良かったです。

最後に、私が務めさせて頂きました大将戦についてです。
しかし私の大将戦を行う前に既に大学としての負けが決まっている状況でありました。
私は高校の時から少林寺拳法早慶戦には通っており、先輩方の勇姿を何年にも渡って拝見して参りました。また大学1年次に應援指導部に所属していたこともあり、早慶戦に対する想いは歴代の先輩方にも引けを取らないという自負があります。誰よりも早慶戦を重く捉え、誰よりも早慶戦に勝ちたいと思い当日を迎えました。
その分、早慶戦敗北という結果は本当に重かった。悲しいや悔しいというよりも、状況が飲み込めなくて困っていました。軽いパニック状態のような、本当にどうすれば良いか分からない状態でした。
蜂屋前主将の「大丈夫、やり切ってこい」という言葉で我に返り、ようやく負けたのだということを理解しました。周りを見渡すと副将戦を終えた田﨑が絶望した表情で俯き、他の部員たちも泣きそうな、助けを求めるような顔で私のことを見つめています。ここで私が折れてしまえば誰も救えない、主将として私が負けるわけにはいかないと強く感じました。
こうして迎えた大将戦。
事前に考えた作戦や戦略は遥か彼方へ飛んで行き、ただただ目の前の敵を倒すということだけを考えて臨みました。早稲田の大将、主将の刈屋拳士も最後を自分の勝利で飾りたいという強い思いがあり、前半は間合いを取り合う拮抗した内容で終わりました。インターバルの際に仲間たちから「最後は思う存分戦ってきてくれ」という言葉を貰い、運命の後半戦へ。強い気持ちで攻めるものの刈屋のカウンター上段突きで先制されます。直ぐさま得意の中段蹴りで取り返し、1-1。残り時間僅かの中、一瞬の隙をついて上段突きを決め、2-1で勝利しました。

以上の結果から本戦は2-3で本年度は早稲田大学に優勝カップを譲る形となりました。

本年は早い段階から立会評価法の練習を取り入れ、また例年以上に出稽古や日本武道館の練習に参加させて頂き準備をして参りました。個人的にOBの先輩にご指導をお願いし、週末に特別練習を行ったこともありました。
勝利のご報告が出来ないことを本当に申し訳なく感じておりますが、本当にやるだけのことはやったという自負もあり、清々しくも感じております。
しかし来年こそは優勝カップを取り戻すべく、今から準備をして参ります。

今回の早慶戦を通して強く感じたのは、本当に様々な方に支えられているということです。
当日お越し頂いたOBOGの先輩方はもちろんですが、お仕事でいらっしゃれない先輩方からも沢山の応援メッセージを頂きました。應援指導部同期の若林君はガラガラになった喉で応援し、最後のエール交換では共に涙を流してくれました。出場したのは僅か11名では御座いますが、早慶戦とは我々だけのものではなく、慶應義塾が一丸となって戦うものなのだと改めて感じました。

最後になりましたが、お忙しい中審判を務めてくださいました明治学院大学橘先輩、上智大学金子先輩、法政大学清水先輩、日頃よりご指導頂いている麻田監督、当日お越し下さった大石部長、岡田先輩を始めとする三田会の諸先輩方、應援指導部の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、全ての皆様に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わります。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3  主将  森上雄大

2018年11月17日土曜日

2018年度 幹部交代式

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の森上雄大です。
1115日に行われました2018年度幹部交代式についてご報告させて頂きます。

本年度の幹部交代式は昨年と同様「ひのや」にて行われました。
早速ですが、第60代幹部のご紹介をさせて頂きます。

【主将】                    森上雄大(総3)
【主務】                    山口菜々子(法法3)
【副将】                    田﨑俊介(経3)
【三田会幹事】         五十嵐幸佑(理3)
【統制・会計監査】  川上智也(経3)
【会計・渉外】         井上貴弘(商3)
【医務】                    青木優(文3)
【幹部】                    飯島将之(経3)
                                  石川雄太(商3)
                                  佐藤太紀(商3)
【副務】                    佐藤ひかり(商2)

以上の新体制で、1年間部を率いて参ります。
何卒宜しくお願い致します。

式においては例年同様、副務の佐藤ひかりから新幹部が1人ずつご挨拶させて頂きました。
挨拶の中に冗談を入れて笑いを誘ってくる者、抱負を端的に述べてくれる者、また緊張して早口になってしまう者など、本当にそれぞれの個性がよく表れた挨拶となっておりました。私は第60代幹部の長所はこの多様性だと考えており、それぞれの個性を上手く引き出してあげればどんな組織になるものかと、頼もしさを感じると共にとても楽しみになりました。

私は主将として最後に挨拶をさせて頂きました。先に述べた通り、60期はとても個性豊かなメンバーが集まっているのですが、後輩たちも負けず劣らずの曲者揃いです。
私は主将として、部の顔として、模範となるべく精進する所存です。しかしそれと同時に、個性豊かな部員たちが存分に能力を発揮できるように土台として支えてあげたいとも考えております。
海鮮丼で例えるならばマグロ、サーモン、いくら、エビなど、主役級の個性が集まっている我が部において、いま必要なのはその個性を上手く引き出してあげられる酢メシのような存在です。私は酢メシとして、個性が喧嘩をしないよう上手く調整しつつ、それぞれの良さを認め引き出せるような主将を目指して参ります。

最後にはなりましたが、有難いお言葉を頂きました大石部長を始め、幹部交代式にご出席頂きました麻田監督、OBOGの諸先輩方に深く御礼申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。

以上、幹部交代式についてご報告させて頂きました。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部3 森上雄大

2018年11月16日金曜日

2018年度 第24回 杉本記念合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の金大玄です。

11月11日(日)に法政大学冨士見坂校舎にて行われました、杉本記念合同練習会について報告させていただきます。

我が部では、当練習会に向けて立会評価法の練習に特に力を入れて参りました。練習に参加する黒帯の男子を含めた部員全員が練習に全力で取り組み、ときには負傷者が出ましたが、それほど我が部の当練習会に向ける熱意は強いものでありました。私は少林寺拳法の初心者でありましたので、立会評価法のルール、基本の突き蹴り、ステップなどを丁寧に教わりました。

練習会当日、緑帯の1年はビデオ撮影を担当させていただきました。我らが慶應義塾體育會の先輩方はもちろん、他大学の立会評価法の練習を拝見することができました。黒帯の先輩方の素早い突き蹴り、立ち回り、キレは非常に強く印象に残りました。

また、我らが慶應義塾體育會の先輩方と、早稲田大学の先輩方の練習は非常にレベルの高いもので、会場が一丸となって熱い声援を送り合い、今練習会における最大の盛り上がりを見せました。

我が部全体が健闘し、非常に濃厚で実りのある1日であったと思っております。

最後になりましたが、このような練習会を主催していただいた法政大学の皆様、当日足を運んでいただきましたOB、OGの皆様に深く感謝しております。

以上で2018年度第24回杉本記念合同練習会の報告を締めさせていただきます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法1年
金大玄

2018年11月10日土曜日

2018年度 全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の多田光伯です。
11月4日に行われました全日本学生大会の報告をさせていただきます。
結果は以下の通りでございます。

【男子白帯緑帯の部】
諸江(法政1)・東(法政1)
第5位

【男子茶帯の部】
入江先輩(経2)・坂井先輩(文2)
第6位

【女子茶帯の部】
楠田先輩(経2)・佐藤ひかり先輩(商2)
第4位


今大会は全国から拳士が集う大会であると同時に、四年生の先輩方が引退前に出場される最後の大会でもあり、部員全員が気合を入れて臨みました。
自分は大会に出場することができなかったので、大会運営の補佐の仕事を行いましたが、その間を縫ってビデオ撮影や応援に走り回りました。その中で他大学の演武を見てそのレベルの高さに驚かされ、これが学生の全国大会なのだと改めて実感すると共に、来年は自分も出場し、この拳士たちに負けないような演武をしたいと強く思いました。
本戦やその後の立会評価法では補佐の仕事はあまり無かったので応援に全力を注ぎました。応援をしていて感じたのは、慶應としての一体感です。現役、OBに関係なく全員が出場している部員を応援し、立会評価法の試合の時には有効打が決まるごとに皆が盛り上がっているのを見て、この一体感が體育會の大きな魅力だと感じました。
最後に閉会式があり、結果発表が行われました。実力を発揮できた、満足のいく結果を残せなかったなど、それぞれ考える部分はあったと思いますが、全員がこれからの目標となるものを見つけ、感じることができたと思っております。
最後になりますが、これまで幹部として部を導き、私たちに指導をしてくださった四年生の先輩方に感謝申し上げます。その教えの一つ一つを胸に、先輩方が誇れるような後輩となれるよう精進して参ります。また、ご支援頂いているOB、OGの皆様方、日頃よりご指導頂いております麻田監督にも重ねて感謝申し上げます。
以上で報告を終わります。
失礼しました。


2018年11月7日水曜日

少林寺拳法全国大会inぐんま

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の千田です。
10月27,28日に高崎アリーナで行われました、少林寺拳法全国大会inぐんまについて報告させていただきます。

今大会の結果は以下のようになります。
【大学生団体】本戦出場
蜂屋先輩(法法4)・西村先輩(理4)・佐藤先輩(商3)・田崎先輩(経3)・川上先輩(経3)・森上先輩(総3)・石川先輩(商3)・友田先輩(経2)

大会会場では各都道府県から老若男女問わず多くの拳士が駆けつけており、普段の学生大会とはまた違った活気に包まれておりました。

今大会で私は大学生女子組演の方へ出場致しました。自分自身練習の成果は十分に発揮できたとは感じておりますが、予選落ちという結果に終わり、大変悔しい思いです。神奈川県大会時より成長はできましたが、まだまだ満足のいく演武はできませんでした。至らないところばかりであります。
今後自分に具体的に何が足りないのか、他の組演武の動画と比較して見つけ、自主練習メニューを改めて考え直していきたい所存です。

また、私の地元開催ということもあり、大会運営スタッフとしても参加致しました。
微力ながらも母校の監督の力になれたのではないかと思います。
母校桐生高校関係者にお会いできたり、アトラクションとして桐生の八木節を踊らせて頂いたりと連日朝早くからの仕事ではありましたが、地元を味わうことができ、充実した二日間でもありました。

最後になりますが、日ごろよりご指導頂いております麻田監督・先輩方、また当日会場まで応援に駆けつけて下さった方々、組んで下さった先輩にこの場を借りて感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼いたしました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年
千田有希乃

2018年10月30日火曜日

2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団 <後半>

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の楠田マリアです。

2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」の後半日程について、遅ればせながらご報告させていただきます。

後半の8/28-8/31にかけては、主に3つのイベントがありました。1つ目は、嵩山少林寺への訪問です。2つ目は、中日大学生千人交流大会。3つ目は、万里の長城への訪問です。

1つ目の、嵩山少林寺への訪問について。旅のメインの1つと言える訪問でした。私も個人的に非常に楽しみにしておりました。ホテルから向かうバスの道中、外を眺めると遠くに嵩山少林寺のシルエットが見え気持ちが高まりました。
普段ならば、徒歩で歩かなければいけない道のりも少林寺の団体ということで、特別にバスで通行することができました。
バスを降りると、僧侶の方達が迎えてくださいました。写真撮影を終えると、早速まわっていきます。開祖 宗道臣が訪問した際の記念碑などをみることができました。他にも、僧侶達が修行したことによって凹んだ石畳や、実際の演武のパフォーマンスを見ることができました。小規模ですがお土産屋さんもあったので、多くの人が短剣や数珠を買っていました。
次の日は、高速鉄道で北京への移動をしました。

2つ目は、中日大学生千人交流大会です。中日平和友好条約締結から40周年を記念して、北京大学で行われました。メディアも注目する、壮大なイベントとなりました。
少林寺の訪中団を含め、中日約1000人の学生が参加しました。訪中団は、団員全員で天地拳などを披露しました。その後、日中の政界を代表する方々のスピーチを聞くことができました。長谷山塾長も出席し、祝辞を述べておりました。イベントの最後は、マジックショーで締めくくられました。カードを使って、机の上に日中外交の歴史的瞬間が並べられました。歴史の節目を記念する、貴重なイベントに参加できたことに感謝しております。

3つ目は、万里の長城への訪問です。帰国前最後の大きなイベントとなりました。傾斜のある坂をバスで登り、入り口まで向かいました。万里の長城は非常に長いため、延々と階段が続きます。段差や階段の幅もまばらなので、足元に注意する必要があります。ゴールだと思った地点に到着すると、まだ道が続いていることに気づきます。元気な高校生は走って登っていました。私も旅の疲労がたまっておりましたが、負けまいと急いで階段を登りました。私たちの団体の他にも、様々な国籍の方々が登っていました。やはり、世界遺産に登録されている名所であると実感しました。

最後になりましたが、今回の訪中に参加する上で、お世話になりました関係者各位の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。以上で「2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」後半の活動報告を終わります。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年 楠田 マリア


2018年10月29日月曜日

2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団〈前半〉

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の佐藤ひかりです。

今年の824日から831日の約1週間行われました「2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」について遅ればせながらご報告させていただきます。
今年度の訪中は我が部からは、私と同期の楠田の2人が参加の機会を頂きました。

初日は東京のホテルに集合し、事前学習会や北京大学での「千人交流会」で行う演武のリハーサルを行い、夜は班の仲間たちと食事を共にし親睦を深めました。

2日目、日本を離れ現地時間のお昼過ぎに北京首都国際空港に到着しました。中国の銀座と言われている王府井(ワンフーチン)で買い物をした後、夕食は豪華な中華料理のおもてなしを頂きました。そして、夜は中国雑技団の圧巻のパフォーマンスを鑑賞しました。

3日目、この日は終日移動していた様に思います。北京から鄭州への高速鉄道での移動が、行きの飛行機よりも長い時間乗車していた為、些か疲労を感じましたが、ホテルでゆっくりと休む事が出来ました。

4日目、この日は前半のメインイベントである鄭州市の大学生との交流会がありました。生徒数7万人と中国でも最大規模の鄭州大学にお邪魔し、そこで日本語を学んでいる学生の方々と交流しました。日本のアニメをきっかけに日本語を勉強し始めた方が多くいらっしゃった様に感じます。その後、大学内の「宗道臣文庫」を見学し、午後は鄭州から登封へバスで移動し、夜は嵩山少林寺にて「禅宗少林音楽大典」を鑑賞しました。

私自身、この訪中を通して生の中国を肌で感じられた事、そして沢山の方々と交流する機会を頂けた事に感謝しております。この訪中でのご縁を忘れずに、日々精進する所存です。

以上で「2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」前半の活動報告を終わります。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年 佐藤ひかり

2018年9月21日金曜日

2018年度 関東新人大会

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年千田有希乃です。

9月15日(土)にエスフォルタアリーナ八王子にて行われました第15回関東学生新人大会についてご報告させていただきます。

今大会の結果は以下の通りとなります。

演武
[男子白緑]
第6位 小松(政1)・多田(商1)

[男子茶帯]
第2位 入江先輩(経2)・坂井先輩(文2)

[女子茶帯]
第6位 佐藤先輩(商2)・楠田先輩(経2)

[男女有段]
第3位 友田先輩(経2)・千田(薬1)

立合評価法
[男子級拳士]
第2位 坂井先輩(文2)

大会当日の朝はあいにくの雨ではありましたが、会場内では大勢の拳士のやる気と活気に溢れておりました。

私は男女有段の部に出場し、幸いにも3位に入賞することができました。
とはいえ、自分自身の動きはまだまだ未熟であり、多くの課題が残っていると感じました。
大学でも少林寺拳法を続けたのは高校最後の大会で味わった悔しさに対するリベンジの思いであります。課題を克服していき、自分自身でも納得のいくような動きを目指していきたいと思います。

また今回の大会で他大学の友人たちの演武も拝見することができました。
高校時代の演武とはスピ―ドもキレも全く異なっており、私も負けてはいられないと今後の練習に対する励みになりました。

最後になりますが、日頃からご指導頂いております麻田監督を始め諸先輩方、当日応援に駆けつけて下さった先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 千田有希乃

2018年8月27日月曜日

2018年度 夏合宿 7日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の小松英之です。
夏合宿7日目の活動について報告致します。

地獄のように辛かった夏合宿も今日を頑張れば終わる、ということを励みに、気合を入れて7日目の練習に臨みました。まずはいつも通りの辛すぎるアップとして、ミットラッシュと縄跳びを行いました。その後当初の予定ではテニスコートに移動してラントレを行う予定だったらしいのですが、朝から雨模様であったため、道場の中で振り子突き・上中二連突きからの回し蹴りの連・逆蹴りなどの基本練習を行いました。体は連日の練習の疲れと痛みで思うように動かなくとも、気合だけは絶対に全力で出そうと、先輩後輩同期関係なく皆で励ましあい、すでにガラガラに枯れた声を振り絞り乗り越えました。
そして午前最後のメニューとして、夏合宿恒例の人数×10回の筋トレを行いました。これが夏合宿最後の山場だと思い、頑張って乗り切ることが出来ました。

昼食を取り、午後の練習が始まりました。まずはアップとして、四股踏み歩きや蟹歩きを行いました。そしてアップの最後のメニューとして人数×10回のラグジャンを行いました。故障者を除いて200回というとんでもない数でしたが、途中でやり直しをかけられた際に、蜂屋先輩からこれがアップ最後のメニューだから頑張れと言って頂き、辛かった夏合宿のトレーニングメニューもこれで最後だと思ったら、不思議と精神的な辛さはなく気づいたら200回をやり抜いていました。
アップも終わり、夏合宿の練習の本当の最後として、四年生の先輩方とのお別れ乱取りを行いました。僕自身は蜂屋先輩と乱取りさせて頂いたのですが、全く手も足も出ずボコボコにされてしまい、自分の弱さを痛感したとともに、来年までにもっと強くなりたいと切に思いました。
最後に、四年生の先輩方の号令で基本を行い、夏合宿の全日程を終了しました。

夜はOBの先輩方から頂いたお肉でバーベキューを行いました。大変美味しいお肉で、疲れきった体に染み渡る味でした。バーベキューのあとは宴会で各賞及び新幹部の発表がありました。その夜は互いに合宿の労をねぎらいながら、遅い時間まで大変盛り上がりました。

この合宿を通して、自分自身精神的に大いに成長することが出来たと実感しています。この経験を今後の練習に活かすとともに、来る来年の夏合宿までに身体的・技術的に成長できるよう精進する所存です。

最後になりますが、お忙しい中山中湖まで足を運んでくださったOBの皆様、そして部員の大きな力となった差し入れをしてくださったOBの皆様、そして厳しい中にも常に愛を持って我々下級生を指揮してくださった四年生の先輩方に心より御礼申し上げます、本当にありがとうございました。

以上で夏合宿7日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 小松英之

2018年8月24日金曜日

2018年度 夏合宿 6日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の生川満久です。

夏合宿6日目の活動について報告致します。

オフの日が遠い昔に感じられるほど朝からすでに疲労が溜まっていました。そんなことはお構いなしに今日も4年生による過酷なメニューが待ち受けていました。午前最初のアップはサイドジャンプから始まりました。往復100回という私達の期待を裏切らない数をかせられ、早くも足がフラフラになりました。


アップが済むとジョグでテニスコートに移動してラントレが始まりました。山中湖に来てなぜ狭いテニスコートで走らされているのか疑問に思いながらも必死に走りました。今日は天気も良く壮大な富士山に元気づけられながらインターバルランを3本、往復リレー、往復ダッシュを10本行いました。足の疲労はとうに限界を超えていましたが皆で励まし合いながら乗り越えました。

午後も再びアップから始まりました。本当にしつこいと心の中で叫びながらも再びサイドジャンプ往復100回。回数をやり直しさせられても折れないメンタルを手に入れました。その後偉大なOBの先輩方からのお言葉をいただき、最後まで乗り切れという激励を受けました。続いて道着に着替えその場基本を行いました。膨大な数をこなすと、次は山中湖ランと演武組に別れました。自分は昨日演武を行ったため今日はラン組でした。やっと山中湖を走れるという喜びを噛み締めながらあっという間の30分間でした。道場に戻ると最後の筋トレメニューが待っていました。腹筋が引ちぎれるかと思うほどお腹をえぐり、今日が終われば明日で最後だと自分に言い聞かせながらなんとか乗り越えました。

明日のお別れ乱取りで4年生の先輩方を倒すためにその日は早めに床に就きました。

以上で夏合宿6日目の活動報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 生川満久

2018年8月23日木曜日

2018年度 夏合宿 5日目

失礼致します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の諸江優です。

8月14日から21日にかけて行われた山中湖夏合宿の第5日目についてご報告させて頂きます。

前日のオフで鋭気を養い、また新たな気持ちで合宿後半戦のスタートとなる5日目の練習に望むことが出来ました。
山中湖の雄大な景色やきれいな空気が私達を癒してくれました。

午前中はアップから始まり、ケンケンリレーなるものを行いました。片足ケンケンでのリレーを行い、一位以外のチームがラグジャンプ(1.2.3のリズムで下に沈み込みます)を課されました。結局は一位のチームも含めて全員でラグジャンプをクリアしました。

その後は恒例のテニスコートランを行いました。走っても走っても残り本数が減らない中、先輩方の気合いや全員での声出しで、何とかやり遂げることが出来ました。

午後もまたアップから始まりました。夏合宿名物であるサイドジャンプが再び私達に襲いかかりました。何とか跳び終えると、山中湖周りのランニング組と演武練習組に分かれました。
私は山中湖周りのランニング組に入りました。絶景の中で走ることはとても気持ち良く、疲れも忘れるほどでした。

T-BOXに戻ると、ミットラッシュが課されました。20秒間ひたすらミットを突き・蹴りし、10秒間休憩することを繰り返す、単純かつ厳しいメニューです。全員が拳や脚の甲に傷を負いながらもやり遂げました。

そして最後には西村先輩考案の筋力トレーニングを行いました。
体が悲鳴をあげる中「ここで頑張れば今日の練習が終わる」と自分に言い聞かせ、全員が声を出して乗り越えることが出来ました。

翌日からは合宿終盤戦に突入することもあり、夜は同期で励まし合い、決意を新たに眠りにつきました。

以上で夏合宿5日目の報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年  諸江優

2018年度 夏合宿 4日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の伊藤光来です。

夏合宿4日目の活動についてご報告致します。

この日は皆が待ちに待ったオフ日でしたが、連日の疲れもあり、女子部屋では1、2、3年ともにお昼近くまで惰眠を貪っておりました。我々1年は前日の夜遅くまで部屋に集まって戯れていたこともあり、宿を出て動き始めたのは13時過ぎでした。

特にあてもないまま山中湖まで散策しておりましたが、道すがら、武田信玄公が祈願所として定めたとされる寿徳寺を参詣したり、ソフトクリームやジェラートを頬張るなどして、澄み渡る空と山中湖の冷涼な空気の中、充分な気分転換を図ることができました。

山中湖に着いた我々は、はじめこそ水辺の砂浜で穏やかに遊んでおりましたが、皆しばらくすると足を湖に浸しつつ、各々が構えや蹴りの姿勢をとり、弾ける水と笑い声で溢れんばかりの花を咲かせました。その後、三手に分かれてボートを漕ぐことになり、元ボート部の二人を中心に皆でオールを交代しながら山中湖を満喫しました。ボートの上で仰向けになると、視界いっぱいに広がる大きな空のもと、合宿の辛さも忘れ、心が軽くなったような気がしました。太陽の光を反射して輝く水面に、優雅に泳ぐ白鳥、そして我々の背に悠然とそびえる富士山…と、そのどれもをそのまま写真に切りとることはできませんでしたが、それは空の青さとともに我々の心にしっかりと映り、染み渡ったように感じます。その後コンビニで軽食をとり、影送りをして遊びながら帰途に着きました。

和気藹々、沖融たる時を皆で過ごすことができ、この一日で同期で過ごすことの心地よさを覚えたような印象を受けます。一人一人の個性が強く団結力はまだまだ未熟な我々ですが、これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

夜は1、2、3年の女子部員で夜風を浴びに外に出て、3年生の先輩にジェラートをご馳走になりました。その際、2年生の先輩方が世界遺産富士山の構成資産の一部ともなっている忍野八海や山中湖の名湯石割の湯に行かれたお話や、3年生の先輩方がハンモックカフェに行かれる道中でのお話など、楽しく拝聴させて頂きました。また来年以降機会がありましたから、まだ知らない山中湖を我々も是非探索してみたいと思います。
 
 
以上で夏合宿4日目の活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。
 
 
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 伊藤光来
 
 

2018年度 夏合宿 3日目

失礼いたします。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の髙橋良希です。
夏合宿3日目の活動について御報告いたします。

朝6時半にセットした目覚ましに起こされると同時に、激しい筋肉痛と朝を迎えてしまった事実の二つの苦痛が私を襲いました。同期の皆で『今日も耐えるべ!』とお互いを励まし合い、軋む躰に鞭を打ち、朝食の準備をすべく食堂に向かいました。

この日も朝からサイドジャンプ100往復という地獄のアップメニューから始まると思いきや、昨日の三年生の“気合い”のおかげかアップのメニューが縄跳びやミットラッシュ等に変更されていました。メニューが多少変わったところで地獄のアップはやはり変わらず、四年生は辞書で“ウォーミングアップ”という言葉の意味を調べた方がいいと心の中で思いました。アップを終えた後、麻田先生がお見えになり白帯茶帯の級拳士は昇級試験を行い、他の有段者達はテニスコートでのラントレをおこないました。

昇級試験の内容は既に日吉の通常練習時に習っていたので、難なく終わり、寧ろ連日の激しいメニューで全身が筋肉痛で悲鳴をあげていた為、昇級試験はのんびりとした休息時間の様に感じました。給水時間も「30秒」などという鬼畜な制限もなく、ゆっくりと取れと麻田先生は指示を下さり、先生のお気遣いに感謝しかありません。連日行ってきた筋トレメニューをこなしている際は自身が筋トレ部の合宿に来たのかと錯覚しましたが、久し振りに少林寺拳法をする事が出来て大変有意義で楽しい時間でした。

白帯の一年生が“前受身後ろ受身”もとい“前回り後ろ回り”をしている一方で、テニスコートに向かった有段者達はインターバル走と馬跳び、片道ダッシュ、リレー等のラントレをこなしました。リレーは2チームに別れ、負けたほうが罰ゲームというものでしたが、四年生の宮崎先輩が転けた影響でチームが敗北した為、宮崎先輩も巻き込みでラグジャンを全員でやったそうです。

午前の練習を無事に終え、至福の昼休憩時間を挟み、私達は再びT-boxへと向かいました。“ウォーミングアップ”を終え、1年は《千本蹴り》、2〜3年は山中湖ランを行いました。山中湖ランに向かう先輩達に「頑張れ、負けるなよ」と肩を叩かれ、T-boxには一年生と主将蜂屋先輩と副将宮崎先輩が残され、心がざわつくのを感じました。心の準備をする間も無く、蜂屋先輩の号令のもと、千本蹴りが始まりました。少林寺拳法の基本練習で行われている突き蹴りの各メニューを其々100単位で行いました。気合いが落ちれば即やり直し、フォームが崩れてもやり直し。正しい姿勢で、正しい突き蹴りを行わなければ終わらない。連日の疲れも相俟って、やり直しを喰らえば尋常では無い数の突き蹴りを行う事になり、徐々に自身の足の感覚がなくなってくのを感じ、最早根性だけで足を上げている状況でした。同期が死にそうな顔をしていれば、互いに鼓舞し合い、気合いで休息時間を作り、ミスを犯しても「どんまい!ファイト!」と励まし合い、皆の意志が一つになるのを感じました。千本蹴りの最中、最も苦しかった事は突き蹴りではなく気合いが落ちる事によって課せられるラグジャンでした。一度私の呼吸が落ち着かず声が出なくなった際に先輩の笛で中断させられ、私以外の同期がラグジャンをさせられる様を見て、悔しさと申し訳なさが込み上げ、胸が締め付けられるのを感じました。その後もミスする度にやり直しがかかり、ラグジャンをさせられました。然し乍ら、回数を重ねれば重ねる程、結束力が高まり、誰一人として諦めず、また他を批難する事もせず、終わりへと進んでいきました。時計を初日に奪われてから、練習中は時の概念を失っていましたが、唯一見える空の翳りが午後の練習の終わりが近づいていることを教えてくれました。椅子を蹴らずに直蹴りをするメニューを完遂した瞬間にこれまで感じたこともなかった達成感を感じました。もう終わると確信していたその後直ぐ蜂屋先輩に「次のメニューだ、椅子で円を作って囲め」と命じられたとき、絶望しました。そして各々が椅子の後ろに立ち構えた時、「お疲れ様〜!!」と蜂屋先輩の声。皆一瞬唖然とした表情をしましたが、“終わったのだ”と理解すると、緊張が解け他と同時に感動がこみ上げ、泣きながら互いに抱き合い、讃え合いました。四年生の怖かった表情も緩み、いつもの優しい先輩に戻り、ご褒美の飲み物とお菓子を頂き、千本蹴りの感想を皆で語らいました。最後に写真を部旗の前で満面の笑みで撮り、自分達の千本蹴りが終了しました。その後2〜3年生の先輩たちも山中湖ランより帰還し、私達を労ってくれました。

この千本蹴りを通して、普段から如何に上級生に助けられているか実感しました。そして同時に“同期の有難さ”を強く感じました。中でも一年生の中で唯一の有段者である千田には、白帯の初心者である私達を引っ張ってくれた事に、感謝が尽きません。この場を借りて感謝を伝えたいと思います。夏合宿に参加した一年生全員で“千本蹴り”という伝統恒例行事をやり遂げたことを大変嬉しく思います。前足底も精神も一皮剥けた3日目の練習でした。

明日は夏合宿の中日。1日オフを頂いているので、夏休みらしいことをしようと同期で色々考えましたが、“千本蹴り”で受けた心身のダメージによる限界を感じ、思ったよりも早めに床に就くこととなりました。

以上で夏合宿3日目の報告とさせて頂きます。失礼いたしました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 髙橋良希

2018年8月22日水曜日

2018年度 夏合宿 2日目

失礼いたします。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の多田光伯です。
夏合宿2日目の活動についてご報告させて頂きます。

前日の疲れが残る中起床した私たちは、朝食を済ませた後にt-boxに行き、アップを行いました。昨日の練習でその辛さを身にしみて感じていた私たちは、サイドジャンプや馬跳びなどのメニューを必死にこなしていましたが、4年生の先輩の笛が鳴り何度もやり直しをさせられました。その時に先輩がおっしゃっていたのが、気合いの声、応援の声が小さく、周りに聞こえない、ということでした。それを聞き、この合宿は自分一人で戦うものではなく部員全員が皆を励まし合いながら一丸となって乗り越えるものであると感じ、それからは苦しい中でも声を出し、自らのみならず周りの人も鼓舞しながらアップを終えました。

その後テニスコートに移動し、ラントレを行いました。一口にランといっても片道や往復、切り返しなど、様々なメニューがありましたがその辛さに変わりはありません。いつまでも続くかと思うほど長い時間でしたが、先輩方が気合や応援で場を盛り上げてくださり、ラントレを終えることができました。

午後、昼食を食べ、つかの間の休憩を取った私たちは、アップを行なった後基本練習を行いました。午前の練習で体力を消耗していたので突き蹴りが雑になりがちでしたが、できるだけ疲れないよう脱力して突き蹴りを行うことを意識しました。最後にはミットラッシュを行いました。ラントレで足を酷使した後だったので思うように足が動きませんでしたが、これで最後だと自分に言い聞かせ、なんとか最後まで足を動かしきりました。

夕食の後には合宿にきてくださったOBの西藤先輩の部屋を訪問しました。西藤先輩が、一年の夏合宿はきついけれど一生の思い出に残るものになる、とお話ししているのを聞き、良い思い出になるような楽しい合宿にしようと気持ちを新たにしました。

以上で夏合宿2日目の報告を終わります。失礼いたしました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 多田光伯

2018年8月21日火曜日

2018年度 夏合宿 1日目


失礼致します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の東修司です。



814日から21日にかけて行われた夏合宿の第一日目に関してご報告させていただきます。



日吉キャンパスに集合した私たちは、予め準備しておいた荷物をバスに積み込み出発しました。3年生を中心とした和やかな雰囲気の下、渋滞にほとんど巻き込まれることもなく順調に山中湖村へと向かっていきました。



宿泊地兼練習場所である東照館に到着後、宿の人に挨拶を済ませ、t-boxに畳を敷き、荷物を運び入れて各々迫り来る合宿開始に備えました。



そして、西村先輩の主座のもと合宿の始まりを告げられるのかと思いきや「脚下照顧」ができていないという指摘を受け、全員で拳立てを行いました。少林寺拳法を行う者として基本の礼儀作法が全く身についていないことを反省しつつ、とうとう合宿が始まったのだと実感しました。



その後、普段の練習ではやらないような回数のサイドジャンプや馬跳び、ミットラッシュといったアップを様々な理由で何度もやり直しをさせられながらもこなしていきました。



そして、宮崎先輩の指導の下運用法の練習が行われました。普段やったことがないステップ練習や相対での突きや蹴り、体捌きといった練習を行いコツを教えてもらうこともできました。ただこのとき、ある先輩がおっしゃった「この練習だけは集中してちゃんとやってくれ。」という発言に何か引っかかりを覚えながらも新たな発見もあって有意義な時間を過ごせました。



最後に、トレーニングとして腕立てや腹筋等のメニューを皆で団結して乗り切りました。



私は早慶合同練に参加しなかったため初めてのとても厳しい練習でしたが、たくさんの先輩方に励ましていただき、初めての気合いや辛いときこそ声を出して笑顔で行うなど、限界の乗り越え方を学ぶことができました。そして、ここから1週間どんなことがあっても先輩方のように明るく乗り越えようと決心して就寝しました。



以上で夏合宿第一日目の報告を終わります。失礼致しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 東修司

2018年7月13日金曜日

2018年度 神奈川県大会


失礼します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の金大玄です。


78日(日)に横浜文化体育館にて開催されました神奈川県大会についてご報告させていただきます。


結果は以下の通りです。


[大学生男子の部]

森上先輩(総3)・友田先輩(経2)優秀賞


[学生女子の部]

平光先輩(経4)・岡本先輩(商4)最優秀賞

楠田先輩(経2)・千田(薬1)優秀賞


[男子単演の部]

宮崎先輩(文4)優秀賞

入江先輩(経2)敢闘賞


[大学生団体の部]

蜂屋先輩(法法4)・西村先輩(理4)・佐藤先輩(商3)・田崎先輩(経3)・川上先輩(経3)・山口先輩(法法3)・石川先輩(商3)・友田先輩(経2)最優秀賞


様々な部門の演武が行われた会場は、老若男女を問わず参加者全員の声が響き渡り、活気に溢れておりました。私たち白帯の一年にとっては初めての大会であったため、多少緊張していましたが、全員が演武の構成を間違えることなく、日頃の成果を発揮することが出来ました。また、今年の大会では、白から黒帯の演武が同じコートで行われましたので、慶応義塾の先輩たちの演武はもちろん、他大学の先輩たちの演武を目の前で拝見し、心が熱くなりました。


私は、今大会での入賞を目標としておりましたが、本選に進出することすらできませんでした。自分の圧倒的な実力不足を感じましたが、もっと上手くなりたいといったモチベーションの向上に繋がりました。我々一年生は、今大会において各々が学んだことを心に刻み、次の目標である新人大会に向けて精進して参ります。

最後になりましたが、日頃よりご指導いただいております麻田監督や先輩方、またお忙しい中会場まで応援に来てくださったOB・OGの先輩方に感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 金大玄

2018年7月1日日曜日

第17回 おやじ日本全国大会


失礼致します。                                    
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の青木優です。

624日に明治神宮会館にて行われました第17回おやじ日本全国大会についてご報告させて頂きます。

この会は、NPO法人おやじ日本が開いているもので、そのおやじ日本とは、「おやじ」たちがもっと積極的に子どもの教育に関わるべきではないかという理念の下、個性的でパワフルな「おやじ」たちが集う団体であります。
この団体の監事で我が部のOBである長坂敏史先輩からお声掛け頂き、今回パネリストとして私と同期の川上が参加致しました。

会の内容と致しましては、「18歳はもう大人⁉~18歳で大人扱い、激烈なグローバル競争を避けられないかつてない時代に生きる子どもたちに大人は何を伝えるか~」というタイムリーなテーマで、社会で活躍する方々や高校生とパネルディスカッションを行い、終了後には懇親会にも招待して頂きました。

会は非常に自由な空気で進み、堅苦しいものではなく、それぞれがどのように将来を決め自分の道を歩んできたのかを語り、考えをぶつけ合う、そんな会でありました。

感想は、刺激的だった、の一言です。学生パネリストとして参加していた都立日比谷高校生徒会のお二人は話し方から溢れる勤勉さ・優秀さが感じられて、大学生としては感銘を受けると同時に大変焦りを感じましたし、東京藝術大学付属高校の四人は話すととても活発で高校生と分かるテンションですが、楽器を手にすると大きな可能性を感じる金の卵で、この人たちに負けていられるか!と強く思う大学三年生でありました。
竹花豊理事長をはじめとするおやじ日本の会員の皆さんや多くの関係者の方々とも懇親会等で接する機会があり、皆さんの熱い熱いお話に私も熱くなる、そんな時間でした。
このように、様々な方のお話を聞き、自分の将来について、改めて深く考える重要性を感じた次第です。何かに一生懸命になっている人は、やはりとても素敵でした。

末筆ながら、このような会に招いてくださった長坂先輩や竹花豊理事長、ステージ上で温かく見守ってくださった宮本先輩をはじめとする出演者の方々、そしておやじ日本の会員の皆様、この全国大会に関わった方々に厚く御礼申し上げます。素敵な方々と出会う機会に恵まれ、また一つ自分の成長の糧と出来ることに感謝致します。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部 3
青木 優


2018年6月30日土曜日

2018年度 新入生合宿

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の小松英之です。
6月23・24日に行われました新入生合宿について報告させていただきます。

2日間に渡り国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました新入生合宿には、関東各校から総勢200名を越える新入生が参加しており、終始大変活気に溢れる合宿となりました。

初日はまず鎮魂業から始まり、午前は基本練習を中心に行いました。高校からの少林寺拳法経験者である千田を除き、きちんとした鎮魂業を教えて頂くのが初めての機会であった私たち慶應義塾體育會少林寺拳法部の1年生は、戸惑いながらも鎮魂業の作法や目的などを学ぶことが出来ました。午後は体を動かす練習はなく、各校のOB、OGの方々からご講和を頂きました。少林寺拳法に関する話はもちろん、それだけでなく就職活動のお話など今後の自分たちに大きく参考になるお話ばかりで、各新入生にとって非常に有意義な時間となりました。

2日目も午前はやはり基本練習を中心に行い、日々の練習で先輩方に教えて頂いていることを改めて再確認しつつも、普段とは違う練習方法から新しいことも学ぶことが出来たと思っております。午後は、最後のメニューでレクリエーションとして班ごとに分かれてリレーを行いました。各大学がバラバラとなる班分けであったため、他大学の新入生と交流を持つ良い機会となりました。

最後にはなりますが、この2日間を通して技術面の成長だけでなく、1年生各部員が他大学の少林寺拳法部員と大いに交流することが出来ました。この場をお借りして、新入生合宿に携わり運営して下さった学連の方々、ご指導頂きました先生方、貴重なお話を頂きましたOB、OGの方々、そして引率して下さいました3年生の飯島先輩に心より感謝申し上げます。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年  小松英之

2018年6月25日月曜日

2018年度 新入生歓迎式

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の千田有希乃です。
6月19日に行われました新入生歓迎式について報告させていただきます。

新入生歓迎式には大石先生、岡田先輩、伊藤先輩、久保田先輩、鈴木先輩、杉本先輩、徳丸先輩、高橋先輩、永野先輩、芳賀先輩と多くの方がお忙しい中、参加して下さいました。この場を借りて感謝申し上げます。

式の流れと致しましては、まず岡田先輩に挨拶と乾杯の音頭をとって頂いたあと、先生、先輩方一人ひとりからお言葉を頂戴しました。その後、新入生の自己紹介を行い、最後森上先輩の指揮のもと、皆で若き血を歌い、式は終了となりました。

先生、先輩方から道場建設や福沢先生にまつわる話、先輩方の現役時代や社会に出てからの話等様々な話を拝聴し、そこから学ぶことは大変多かったです。私としては多くの先輩がおっしゃられてたこともあり、同期にまつわる話が印象に残っております。同期とは無数の選択肢がある中、この慶応義塾大学に、そしてこの體育會少林寺拳法部に入部した者同士であります。先輩方がおっしゃっていたようにこの出会い、縁を大事にし、厳しい修練も励まし合いながら、一人も欠けることなくやり遂げていきたいです。また、同期同士の仲を深め、卒業後もずっとこの仲間で良かったと思えるような、そのような4年間としていきたいとも思っております。

最後になりますが、今回の式を通じて伝統ある慶應義塾體育會少林寺拳法部の一員となったのだと改めて実感いたしました。多くのOB・OGの方に支えられて今の部があります。そのことを忘れず、そして先輩方から部の精神と伝統を受け継ぎ、修練に取り込んでいきたいと思います。

まだまだ不慣れでありご迷惑をお掛けしますが、六十二期九名を今後も宜しくお願い致します。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 千田有希乃

2018年6月12日火曜日

2018年度 早慶合同練習会


失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の生川満久です。
6月10日慶應義塾大学にて行われました早慶合同練習について報告させて頂きます。

台風が近づいていることもあり、当日は午前中から雨の予報でした。午前のランニング練習がなくなるのではと3年生以下は残念がっていました。しかし曇りながらも雨は降らず、予定通り行われ私達の期待は裏切られました。最初のメニューは早稲田の学生と競争しながらの理工階段ダッシュ。負けた者は相手を背負いながら長い階段を登ります。初回からふくらはぎに大きなダメージを負いました。軽く水分補給を取るとすぐに次のメニューであるクロスカントリーに移ります。理工階段も含まれているコースを一周6分ペースで3周走ります。すでに足がつりそうになりながらも、お互いに励まし合いながら皆が全力で走りきりました。休憩時間には1年の部員が自己紹介を行いました。途中で噛まないように気をつけながら大声を張り上げました。最後に少し短いコースを全力疾走してラントレが終了しました。
道場に戻ると今年はないのかと思われたサイドジャンプを計150往復、馬跳び最大60往復を宣言されます。回数を不正する行為は決して許されません。途方もなく感じる数字にも負けてたまるかと皆気合いでやりきり、早稲田の部員と達成感を分かち合いました。これにて下半身を痛め続けた午前中の練習が終わりました。

昼休みになってもあまりの疲労感から食欲がなく、ゼリーやカロリーメイトを食べました。ストレッチや仮眠を取りながら、部員たちは午後の練習に備えました。

午後最初の練習は道着を着て集合したため少林寺の練習かと思いきや、筋トレメニューでした。いつになったら少林寺をやるのだろうかと思いながら、上半身を適確に痛めつける筋トレをやります。手押し車も行い、すでに胸筋が悲鳴を上げます。やっと少林寺の基本練習となった時には、蓄積された疲労で体が思う様に動かせませんでした。しかし、気合だけでもしっかり出そうと今まで以上に声を張りました。単独の移動練習をした後、ついにやってきたミットラッシュ。足は最初から鉛のように重く感じましたが、早稲田の皆様と応援し合いながら自分の限界に立ち向かいます。
その後も首の筋トレやけんたて、バービージャンプなど四年生方の無慈悲な笛の合図に合わせて飛び続けました。永遠にも感じた最後のスクワットが終わり、ついに早慶合同練習の終わりが宣言されました。これ程自分を追い込んだ後の達成感は凄まじいものでした。共に励まし合い、乗り切った早稲田の部員と抱き合いながら喜びを分かち合いました。

その後早慶懇親会が行われました。我々1年生は恒例行事である一発芸を行いました。たとえ判定の旗が一本しか上がらなくても全力でやりました。早稲田の部員の方と仲を深めることが出来ました。

こうして振り返ってみると、改めて体力練ばかりで何部の練習なのかよくわかりません。しかし、ライバル同士である早慶が一丸となって多くの自分達の限界を乗り越えられることが出来ました。この経験を自分の大きな自信として、これからも少林寺の練習に励んでいきたいと思います。

最後になりましたが、自分たちを限界まで追い込んで下さった四年生の先輩方、常に気を配り励ましてくださったニ三年生の先輩方、そして共に参加してくださった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 生川満久

2018年5月27日日曜日

2018年度 早慶防合同練習会

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の諸江優です。
先月、少林寺拳法部に入部致しました。何卒宜しくお願い申し上げます。
526 防衛大学校にて行われました早慶防合同練習について報告させて頂きます。

防衛大学校・早稲田・慶應の他にも多くの大学が参加し、とても活気のある練習会となりました。防衛大学校の皆様には本当に温かく迎え入れて頂き、貴重な経験をさせて頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。

練習前には6つのコースに分かれ、大学紹介を兼ねたランニングを行いました。そこでは防衛大学校の普段の訓練や生活の一部を教えて頂きました。私は実際に防衛大学校で行われるほふく前進の訓練に参加致しました。防衛大学校特有のランニング時のかけ声も教えて頂き、とても充実した楽しいランニングとなりました。

ランニング後には、先輩方を含む有段者は他大学と合同で団体演武を完成させ、全員の前で披露されました。
一年生は別道場にて防衛大学校少林寺拳法部の高取監督からご指導を賜りました。
技術的なご指導では、今までの練習では気付けなかったことや、突きを打つ時の新しいイメージ等を教えて頂き、出稽古の重要性や楽しさを知ることが出来ました。
「何も考えずにカタチだけをこなしていても成長には繋がらない。色々な人の考えに触れて、それを通して自分なりの少林寺拳法を身に付けることが大切」と高取監督が仰っていたことが、私にとって特に印象的でした。今後の練習にも生かしていく所存であります。

練習後には懇親会が開かれ、多くの大学が親交を深めることが出来ました。

最後になりますが、本日は防衛大学校の皆様には誠に貴重な経験をさせて頂き、練習会場を用意して頂いたこと、深く感謝申し上げます。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1 諸江優

2018年5月13日日曜日

第55回 関東学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の友田陽太です。

54日に行われました関東学生大会についてご報告致します。
結果は以下の通りです。

男女段外の部【第2位】石川(商3)山口(法3)

単独段外の部【第2位】青木(文3)

男子初段の部【第2位】西村(理4)宮崎(文4)

三人掛けの部
【第6位】森上(総3)川上(経3)田崎(経3)
【第4位】蜂屋(法4)五十嵐(理3)友田(経2)

団体演武【第5位】友田、石川、五十嵐、佐藤、田崎、森上、西村、宮崎

立会評価法
男子団体【第3位】田崎(経3)佐藤太(商3)

以上になります。

本大会でも多くの部員が入賞することができ、非常に嬉しく思います。私個人としましても三人掛けの部と団体演武の部で出させていただき、4位・5位入賞という結果を残すことができました。しかし賞状を手にすることができ嬉しく思いつつも、目標を達成することが出来ず悔しい思いも強く感じることとなりました。この悔しさを糧にし、今は来たる早慶合同練習、そして神奈川県大会へと闘志を燃やしているところでございます。

最後になりますが、日頃よりご指導頂いております麻田監督を始めOGOBの先輩方、大会会場まで応援に駆けつけてくださった方々、そして今大会で組んでくださった先輩に心より感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2

友田陽太

2018年2月25日日曜日

2017年度 春合宿

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の佐藤ひかりです。

220日から23日にかけて少林寺拳法発祥の地である香川県多度津町にて行われました春季大学連盟本部合宿についてご報告させていただきます。

この合宿では全国各地から集まった他大学の拳士と共に、朝は鎮魂行に始まり日中に学科学習や技術練習を行った後、夕方の作務で1日を終えます。

技術練習では本部の先生方の丁寧な説明を伺うことができ、大変参考になりました。一例を挙げますならば、私は今まで柔法の固めは相手が『痛い』と感じる事を意識しておりましたが、あくまでも相手が『逃げられない』形を作ることが大前提にあるのだと認識しました。1つの技について1時間では足りないと感じたのはこの春合宿が初めての経験であり、少林寺拳法の奥深さに触れた気が致します。多くの先生方から、基本の構えに対する考え方を初め、演武構成の疑問について等沢山の意見を頂きました。そして、授業企画では部活動の運営に対するお話を伺い、自分が今後どの様に部活に向き合うかについて考えされられた時間でありました。

また、他大学の拳士との交流を通して各大学の練習方法や雰囲気を知る良い機会となりました。同じ少林寺拳法をしているだけで、初対面の方々とこんなにも気兼ねなく話すことの出来る関係になるものか、と感じました。大会等で再びお会い出来る事を楽しみにしております。

この春合宿を通しまして、普段の練習では少林寺拳法で唱えられている『心身一如』の『身』の部分に重きを置くあまり『心』について考えて来なかった事を省みる事が出来ました。技の種類や科目の順番全てに意味があり、その習得は心身両方での理解が不可欠なのだと再確認しました。この春合宿で得たことを活かし、これからも日々の修練に励む所存です。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1 佐藤ひかり

2018年1月11日木曜日

2018年 寒稽古

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の坂井です。
2018年1月4日から6日まで行われました寒稽古についてご報告させていただきます。

寒稽古は朝7時からという早朝に始まるため、家を出るときはまだ日が昇っておらず、この三日間は真っ暗でとても寒い道を通りながら道場に向かいました。

初日は日本拳法部とともに應援指導部の激励をいただいて始まりました。我が少林寺拳法部も含めて三部合同で「若き血」を熱唱致しました。そのため大合唱が終わった後は、身体は冷えていても心が温かくなりました。
慶應義塾福利厚生団体應援指導部の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

3日間を通して、基本練などのいつもの練習の他、先輩との演舞練習や歩調を行いました。
演舞練は最終日に三構成通しをするために行いました。くじでペアを決め、私は三年生の宮崎先輩と組ませて頂きました。黒帯の先輩と演舞を直接組むことは初めての経験でしたので、とても勉強になりました。自分の級より上の技を教えて頂き演舞で使用したので、最終日に演舞が終わった後は大きな達成感がありました。

最終日は稽古終了後に、麻田先生によるお汁粉と四年生の先輩方による豚汁をいただきました。部員一同とても美味しく頂きました。
お忙しい中準備してくださった麻田先生と先輩方にこの場をお借りして御礼申し上げます。
本年もご指導の程宜しくお願いいたします。

以上で寒稽古の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 坂井康太郎